はじめに
世の中には,我々には理解し難い腕時計がいくつもあります.非常に高額であったり,あるいは前衛的なデザインをしていたりする時計たちは,なかなか我々のような一般人から多くの支持を受けることは少ないですが,一部の腕時計マニアたちを唸らせます.
今回の記事では,そんな腕時計愛好家たちが好んで買う驚きの腕時計3選を紹介しようと思います.
驚きの腕時計3選
ロレックス ディープシーチャレンジ

価格:¥3,093,200
こちらはロレックスの中でも最上位のプロフェッショナルダイバーズウォッチであるディープシーチャレンジです.

なんと水深11,000mまでの防水性能を備えているとんでもない腕時計です.
もともとは2012年のマリアナ海溝潜水に同行するために作られた試作時計がベースとなっています.

(Photograph by Mark Thiessen, National Geographic)
マリアナ海溝の最深部であるチャレンジャー海淵の深さは10,911mであるため,マリアナ海溝でも正しく動き続けることができます.
最も,チャレンジャー海淵に行く人は全世界でも数人程度でありこの時計のスペックを最大限引き出すことはほぼ不可能でしょう.しかし,ロレックスの探究心とチャレンジ精神がまさに体現された時計であり,この時計を購入する時計愛好家も少なくありません.
フランクミュラー ロングアイランド クレイジー・アワーズ

価格:¥2,200,000
フランクミュラーは天才時計師であるフランク・ミュラー氏によって設立されたスイスのメーカーです.
非常に技術の高い腕時計を多く出していることで有名です.今回はその中でも特に異端である「クレイジーアワーズ」を紹介します.
この時計の特徴はなんと言ってもアワーマーカの数字の位置がバラバラになっていることです.通常であれば12時を一番上として時計回りに1から11の数字が並ぶのが一般的ですが,この時計はランダムに並んでいます.
この時計,複雑な機構を用いてちゃんと時間通りの時刻を指すようになっています.例えば,1:59分から2:00になった時には,時針(短い針)が一気に2の位置にジャンプします.
こちらの動画が非常にわかりやすいです.(Youtubeが開き音が出るため注意してください)
アイデアもさることながら,これを機械式時計の機構だけで実現してしまうところが技術力の高さを物語っています.
リシャール・ミル RM UP-01 フェラーリ

価格:約¥250,000,000
リシャール・ミルは2001年に設立された比較的新しいスイスのメーカーです.
「腕時計のF1」というコンセプトを掲げ,非常に軽量でありながら極限状況でも使うことができる腕時計を開発,販売しています.
その中の一つが自動車メーカーのフェラーリとのパートナーシップから生まれた世界限定生産150本のRM UP-01です.
この時計の特徴はなんといっても世界で最も薄いことで,薄さは驚異の1.75mmです.

しかもこの時計は10気圧の防水も兼ね備えており,薄さのために機能性を犠牲にはしないブランドとしての思いがこもったモデルとなっています.
まとめ
いかがでしたでしょうか.
ここで紹介した腕時計はほんの一部で,まだ面白いモデルがたくさん存在します.
これらの特徴的なモデルから腕時計に興味を持ってくださる方が増えてほしいと願っています.
最後まで読んでいただきありがとうございました.
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