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現代の技術で蘇る、復刻モデルの腕時計を一挙ご紹介!

腕時計基礎知識

はじめに

数十年前の古いモデルに興味がある方は少なくないのではないでしょうか。それは腕時計に限らず、骨董品や家具、自動車やバイクなど様々なものがありますが、共通して昔の雰囲気を持つものに魅力を感じる方も多いと思います。

レトロな雰囲気を感じさせるトヨタのランドクルーザー 引用:https://www.flexnet.co.jp/landcruiser/70

しかし、古いモデルを買いたくても昔のモデルはすでに生産終了しており手に入れることができないなんてことはよくあります。また、中古市場で見つけたとしても状態が良いものばかりとは限らず、見つけるだけでも一苦労です。

そんな方々には「復刻モデル」という選択肢はいかがでしょうか。

2023年発売の復刻ランドクルーザー 引用:トヨタ公式サイト

今回は復刻モデルのおすすめ腕時計5選をご紹介いたします。ぜひ最後までご覧ください。

復刻モデルの良さとは何か?

アンティークや古い腕時計の雰囲気が好きな方は多くいると思います。そんな方がアンティーク品を購入しようとした際に一番の障壁となるのがメンテナンスの大変さです。

古いモデルであるほど故障する可能性は高く、故障した場合でも部品が残っていない場合もあります。そして特に昔のモデルは現在のモデルほど防水性、堅牢性に優れているわけではないため、使用する際や保管する際にも注意が必要となります。

メンテナンスの大変さから、古いモデルの購入に踏み切れない方というも多いのではないでしょうか。筆者もまさにその一人でした。

しかし復刻モデルは見た目は昔のモデルでありながら、中身は最新技術が搭載されています。そのため、使用や保管する際にも特段注意をする必要はなく、故障した際も修理が可能です。雰囲気は昔のモデルそのままでありながら、最新の時計と同じように使えるという両立性がいちばんのメリットではないかと考えます。

おすすめの現代復刻モデル

チューダー ブラックベイ58

m79030n-0001 引用:公式サイト

チューダーはロレックスと同じ創業者により設立され、部品を共通化するなどロレックスと関わりが深いブランドです。

このブラックベイ58は1958年のチューダー サブマリーナーの復刻モデルとなります。当時はロレックスとおなじサブマリーナーという名前で販売されていました。ブラックベイ58の名前は、元となったサブマリーナーの販売年である1958年から来ています。

レトロ感を強く感じさせる色合いや外観にも関わらず、水深200mにも耐える非常に高い防水性を備えています。また、最近ではダイバーズウォッチは40mm以上の大きめサイズが多いにも関わらず、こちらのモデルは当時のサイズそのままの39mmとなっているのも特徴です。

筆者もこのレトロ感に一目惚れして購入してしまいました。大きすぎないサイズと確かな堅牢性は日常遣いにぴったりであり、とても満足しています。レビューは過去の記事をご覧ください。

セイコークレドール ロコモティブ

GCCR999 引用:公式サイト

セイコーの中のシリーズの一つであるクレドールは、高級ラインのモデル展開をメインにしています。特にドレスウォッチなど綺麗めなフォーマルよりのモデルを多く展開しています。

こちらのロコモティブは1979年に発売されていたモデルをもとに、2024年に復刻モデルとして発売されました。この時計をデザインしたジェラルド・ジェンタ氏は、パテックフィリップのノーチラスやオーデマピゲのロイヤルオークなどの様々な傑作モデルをデザインした、腕時計界では知らない人がいない巨匠です。

ロコモティブは「機関車」と「牽引力となるもの」という2つの意味があり、ジェンタ氏が「クレドールを牽引し、未来を担うモデルになってほしい」という願いを込めて付けた名称です。また、こちらのモデルは特徴的な形だけではなく、機関車から噴き出す蒸気を表現した繊細な文字盤や、ブレスレットとケースが一体化されているのも特徴的です。

蒸気を表現した文字盤 引用:公式サイト

こちらのモデルは300本の限定モデルであり手に入れるのは難しいかもしれませんが、クレドールの中でも非常に珍しいモデルであるため、チャンスがあればぜひ手に入れたいモデルです。

オメガ シーマスター300


234.30.41.21.01.001 引用:公式サイト

オメガは長い歴史を持つブランドであり、こちらのシーマスター300は1957年のシーマスターのデザインを忠実に再現した復刻モデルです。

レトロなデザインにも関わらず、300mという非常に高い防水性を備えています。シーマスター300の名前はこの防水性からきています。また、オメガの得意とする耐磁性も例に漏れずしっかりと備えており、15000ガウス以上の耐磁性能を誇ります。

レトロな雰囲気を備えながら、最先端の技術が惜しみなく使われている代表的な復刻モデルと言えるでしょう。日常遣いから過酷な環境、フォーマルスーツにも合わせられるため、これ一本だけで全てのシーンをカバーできるハイスペックでコスパのいい時計であると言えるでしょう。

ヴァシュロンコンスタンタン ヒストリークアメリカン 1921

82035/000R-9359 40×40 mm 引用:公式サイト

ヴァシュロンコンスタンタンは世界3大腕時計ブランドに数えられるなど、非常に格式高いブランドとして有名です。価格も数百万円を超えるモデルがほとんどという高級ブランドです。

こちらのヒストリークアメリカン1921は1921年に発表された、アメリカ市場限定で特別に発売されたモデルをベースに復刻したモデルです。

自動車を運転中でもハンドルを持ったまま時刻が見やすいようにするために、文字盤が少し傾いているのが最も大きな特徴です。また、ケースには18kピンクゴールドが使われており、価格も600万円超えとなるため、超高級時計と言えるでしょう。

100年前の腕時計の復刻というのは、世界3大ブランドの中で最も長い歴史を持つヴァシュロンコンスタンタンだからこそ実現できる技ではないでしょうか。

IWC インジュニア

IWCはパイロットウォッチのマークシリーズや、ポルトギーゼシリーズなどが有名なスイスの高級腕時計ブランドです。

こちらのインジュニアは1970年代にジェラルド・ジェンタがデザインし発売されたインジュニアシリーズを復刻したモデルです。視認性を高めるためのグリッド状の文字盤や、5本のビスでケースを固定していることなどが特にデザインとして大きな特徴と言えるでしょう。

また、ドイツ語(IWCはスイスのドイツ語圏であるシャフハウゼンに本社を置いている)のインジュニアという名前は日本語訳するとエンジニアであり、元々は研究者やエンジニアなどに向けての時計でした。そのため、磁気の多い職場でも使えるように耐磁性が非常に高いのが大きな特徴です。

耐磁性だけではなく高級感のある雰囲気も併せ持つことから、ラグジュアリースポーツウォッチとして着用することができる時計と言えるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回紹介したモデル以外にもたくさんの復刻モデルがあります。レトロな見た目が好きだけど、古い時計には手が出しづらいと感じている人は、ぜひ復刻モデルを検討してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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