はじめに
今回の記事は社会人にこれからなる、あるいは既に社会人で腕時計を探しているエンジニアの方に向けておすすめの腕時計を紹介しようと思います。
筆者も現役のエンジニアであるため、エンジニア目線でおすすめの腕時計を紹介しようと思います。
是非今回の記事を読んで腕時計選びの参考にしてみてください。
エンジニアにおすすめの腕時計の条件
目立つデザインではないこと
仕事で使う場合、華美なデザインのものは避けるべきだと考えます。
お客様や上司の中には目立つ時計を気にする方もおられます。そのため、余計な心配を増やさないためにも落ち着いた雰囲気の時計を選ぶべきと考えます。
高い耐磁性能を持つこと
開発を行う際はさまざまな計器に囲まれながら作業をします。計器からは強い「磁気」が発生しており、腕時計が磁気を帯びてしまうと時刻のずれが発生するだけではなく最悪の場合故障してしまうこともあります。(腕時計の磁気帯びについては過去の記事を参照)
そのため、計器からの強い磁気に耐えられるモデルを探す必要があります。
精度が高いこと
仕事では決まった時間に客先に出向いたりすることも多くあります。
そのため、腕時計から正確な時間を知ることができることは仕事で使う腕時計には必須の機能となります。
エンジニアにおすすめの腕時計4選
Sinn 856.B
価格:¥456,500
Sinn(ジン)はドイツの腕時計メーカーです。
ジンは正式な社名をSinn Spezialuhren zu Frankfurt am Mainといい、日本語訳するとジン特殊時計会社となります。パイロットや軍隊などのプロ向けツールウォッチを得意としています。
こちらの856.Bは視認性の良い文字盤や20気圧の防水性能を持ちます。
1番の特徴は80,000A/mの耐磁性能です。ジンの開発したマグネチック・フィールド・プロテクションでムーブメントを保護することで高い耐磁性を実現しました。
マグネチック・フィールド・プロテクション搭載のモデルには文字盤にマークがついており一目でわかるのが特徴です。
BALL Watch エンジニア マーべライトクロノメーター
価格: ¥286,000
ボールウォッチはスイスのメーカーです。元々はアメリカ発祥のブランドで、鉄道時計から始まりました。当時の鉄道員の過酷な労働環境下にも耐えられる耐久性を持った時計作りをしていた経験が今の高耐久な時計作りにも活かされています。
こちらのエンジニア マーべライトは80,000A/mの高耐磁性を備えているだけではなく、COSC(スイス公式クロノメーター検定機関)により認定を受けた高精度なムーブメントが搭載されていることが特徴です。
このスペックで20万円台なのは驚異的なコスパであり、非常におすすめのモデルです。
GrandSeiko SBGX343
価格:¥451,000
こちらは日本のグランドセイコーの耐磁強化モデルです。
20気圧防水機能や40,000A/mを誇る高い耐磁性能だけでなく、クォーツモデルのため機械式とは比べ物にならない高精度を誇ります。
前述のCOSC認定が大体1日で-6~+10秒以内のずれであるのに対して、グランドセイコーの高精度クォーツは1年で-10~+10秒以内のずれという脅威的な精度を持ちます。
エンジニアが仕事に使う腕時計にはぴったりの高耐磁クォーツ時計です。
OMEGA シーマスター アクアテラ150M
価格:¥836,000
オメガはスイスのメーカーであり全世界で非常に人気の高いメーカーです。
非常に高クオリティの仕上げや高精度のムーブメント。15気圧防水も素晴らしいですが、オメガの特徴はなんといっても脅威的な耐磁性です。
オメガのムーブメントの耐磁性は1,200,000A/mと、他の耐磁時計が霞んでしまう耐磁性を持っています。
強い磁気を放つ機器の近くで作業することが多いエンジニアでも、オメガの時計を使っていれば帯磁してしまう心配は全くありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
日常生活の中にも磁気を発するものが多く存在するため、耐磁性はエンジニアだけではなく日常使いでも大きな効果を発揮します。
ぜひ時計選びの参考にしてみてください。
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