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手巻き式と自動巻き式ってどっちがいいの?

腕時計基礎知識

はじめに

機械式腕時計の中には、「手巻き式」と「自動巻き式」の二つがあるのをご存知でしょうか。

腕時計を買う際にはどちらがお勧めなのか、解説してゆきたいと思います。

手巻き式腕時計とは

その名の通り、手でゼンマイを巻き上げてそのパワーで腕時計を動かす時計のことです。

手巻き式のメリット

手巻き式は自動巻きに比べ機構がシンプルであるため、腕時計の大きさや厚み、重さを抑えることができます。

そのため、スーツやタキシードの下につけるフォーマルなドレスウォッチには手巻き式が適していると言えます。

また、気候がシンプルと言うことはメンテナンスもし易く、自動巻きよりもメンテナンスにかかる費用が安く済むと言う利点もあります。

手巻き式のデメリット

ゼンマイが解けきってしまった場合、自分で再度巻き直す必要があることです。

気づかないうちにゼンマイが解けてしまっていた場合、時間がわからなくなってしまうこともあるため不便と感じる方もいるかもしれません。

自動巻き式腕時計とは

腕を振るときの動きを利用してゼンマイを巻き上げて、それを動力として使う機構を持つ時計を自動巻き式時計といいます。

ムーブメントについた「ローター」と言う部品が回転することでゼンマイを自動で巻き上げてくれます。

ぶたどん
ぶたどん

裏が透けている腕時計はローターの回転を見ることができるよ

自動巻き式のメリット

自分でりゅうず(腕時計の横についているゼンマイ)を回して巻き上げる必要がないことです。

りゅうずの巻き上げは地味に面倒で、小さくてギザギザしているため寒い日には指先が痛くなることもあります。

ずっと自動で巻き上げておけば半永久的に動き続けるため、毎日使うような方にとっては非常に便利です。

自動巻き式のデメリット

手巻き式に比べ、自動巻のための機構が入っているため重く、大きくなってしまう点です。

また、機構自体が非常に複雑なためメンテナンス費用も高くなってしまいます。

結局どちらを買うべきか

個人的には初めての方には「自動巻き」をお勧めしたいと思います。

勝手に巻き上げをおこなってくれるというのは、デメリットを打ち消すほどのおおきなメリットだと考えているからです。

また、手巻き時計はフォーマル寄りのため防水性や耐衝撃性が低いものが多いです。

そのため、日常で使う時計には自動巻きがベストだと考えています。

自動巻きお勧め時計

①オメガ シーマスター アクアテラ

公式サイトリンク

定価:¥836,000/中古:¥558,007(Chrono24での2023/2/6時点平均価格)

②タグホイヤー カレラ キャリバー5 デイト

公式サイトリンク

定価:¥363,000/中古:¥315,731(Chrono24での2023/2/6時点平均価格)

まとめ

以上が今回の記事です。

極論好きなものを買えば良いと思うのですが、初めての方が失敗して腕時計を嫌いになってしまうことがないよう、こういった記事を参考にしていただければ幸いです。

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