はじめに
時計好きと話している時に頻繁に話題になるのが、「クロノグラフはダサい」という意見です。
クロノグラフは、その複雑な機能と美しいデザインで多くの人々に愛されていますが、一部の人々はそれを「ダサい」と感じることもあります。実は筆者もあまりクロノグラフを好みませんし、周りにも一定数そう感じる人はいるようです。
ではなぜクロノグラフの時計についてはそれほど意見が分かれるのでしょうか?今回はクロノグラフダサい理論について考察していこうと思います。
クロノグラフとは?
クロノグラフ機能とは、時計にストップウォッチの機能を持たせたもので、経過時間を計測できるようにしたものです。通常の時計が時間を表示するだけなのに対して、クロノグラフ機能を持つ時計は、特定のイベントやアクティビティの時間を測ることができます。
なぜダサいと言われるのか?
機構が複雑でどうしてもド派手な外観になる
クロノグラフは、その多機能性を実現するために多くのダイヤルや針を搭載しています。これにより、文字盤が非常に複雑になってしまいます。
一部の人々は、シンプルで洗練されたデザインを好むため、クロノグラフの多忙な見た目を「ダサい」と感じてしまうのではないでしょうか。
とはいえそんなのは人の好みによるので、この計器のようなメカめかしいデザインが好きな方も多くおられます(むしろ多数派では?)。なので、いざ付けていてそんなことを言われてもそんなに気にする必要はないでしょう。
使わないストップウォッチ機能
多くのクロノグラフは、ストップウォッチ機能やタキメーターなどの高度な機能を備えていますが、これらの機能を日常生活で実際に使用する人は少ないです。そのため、「見た目のためだけに多機能な時計を持つのは無駄だ」という意見が出ることがあります。
特に、時計をシンプルに時間を知るための道具と考える人々にとってこれらの機能は不必要であり、クロノグラフを「ダサい」と感じる理由の一つとなっています。
ダイバーズウォッチなどは高い防水性を持つため雨の日でも気にせず付けられるなど、日常生活で便利さを感じることができる一方、クロノグラフは機能性による恩恵を感じることが少ないためこのような意見が出るのではないでしょうか。
ただ、結局時間なんてスマホで見れるため、腕時計がそもそも不要で趣味製の強いものです。腕時計は昨今では機能を求められるようなものではないため、気にする必要ないでしょう。
お勧めクロノグラフ時計
ブライトリング ナビタイマー B01 クロノグラフ 41
ブライトリングはスイスのメーカーであり、航空業界との結びつきが非常に強いメーカーです。
ナビタイマーは国際オーナーパイロット協会というパイロットの協会の公式時計となっています。文字盤の外周には回転計算尺と言われる飛行機の速度や距離を一目で出すことができる目盛りもついており、パイロットが使用することを考えられたパイロットのためのモデルです。
オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル クロノグラフ 42MM
オメガはスイスのメーカーであり、スピードマスターはパイロットウォッチの中でも宇宙に特化したムーンウォッチとして有名です。
スピードマスターはNASAの公式時計として採用されており、かつての月面着陸の際も着用されていました。宇宙空間にも耐えられる堅牢性と、無重力空間でも正確に機能することができる正確性を兼ね備えたまさに最強の時計です。
ロレックス コスモグラフデイトナ WGモデル
ロレックスのコスモグラフデイトナ(Cosmograph Daytona)は、クロノグラフ機能を備えた高精度なスポーツウォッチで、モータースポーツと深い結びつきを持つモデルです。1963年に初めて発表されて以来、コスモグラフデイトナはその性能とデザインで世界中の時計愛好家やプロのレーシングドライバーに愛されています。
今では最も人気のある高級腕時計として有名なモデルであり、正規店で購入することは非常に難しくなっています。もし正規店で運良く見つけることができれば、借金してでも買うことをお勧めするモデルです。
圧倒的な知名度と歴史、高級感は他の追随を許さない、特別なモデルであると言えるでしょう。
まとめ
クロノグラフを「ダサい」という人がいる一方で、それでもなおクロノグラフは多くの人々に愛され続けています。
最終的には、自分が本当に好きなデザインと機能を持つ時計を選ぶことが最も重要です。他人の評価に左右されず、自分自身が満足できる時計を選びましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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