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特別な体験ができる、グランドセイコーのオーナー限定サロンをレポート!

雑談

はじめに

先日大阪で行われたグランドセイコーのGS9 Club Salonに行ってきました。

こちらのイベントはグランドセイコーをブティックで購入した人のみ入会できる「GS9 Club」限定のもので、グランドセイコーファンにはたまらない催しでした。

今回の記事ではこの催しのレポートを残してみようと思います。ぜひ最後までご覧ください。

GS9 Clubとは?

グランドセイコーのから認定を受けた正規販売店はグランドセイコーショップと呼ばれます。そのグランドセイコーショップで腕時計を購入した人のみ入会が許されるのがGS9 Clubです。

GS9Clubのロゴ。中心にはグランドセイコーのシンボルである獅子が描かれています。引用:https://www.gs9club.jp/page/about

ちなみに2022年1月まではグランドセイコーブティック、グランドセイコーサロン、グランドセイコーマスターショップと呼ばれる数少ない直営店や百貨店で購入した人のみが入会できましたが、最近では普通の正規店で購入しても入会することができます。

GS9 Clubに入会すると会員限定サイトにアクセスができます。そこでは限定記事が見れたり、会員向けのイベント申し込みなどができます。

プレゼント企画なども頻繁にやっており、サイトから簡単に応募できます。これだけのためにグランドセイコーショップで腕時計を購入する価値があるくらいの充実度です。

開催場所と日時

会場の入り口には本物のライオンと同じくらいのサイズの白獅子がお出迎え

会期

2023年8月5日(土)12:00開場 / 19:00閉場
2023年8月6日(日)11:00開場 / 18:00閉場

場所:ハービスホール 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2丁目5−25 B2F

今回は大阪での開催でしたが、前回は東京で開催されていたようです。参加するにはGS9 Clubのメンバーである必要がありますが、付き添いで一人まで一緒に参加することが可能です。

ブース紹介

Watches & Wonders再現ゾーン

Watches & Wonders Geneve(以下W&W)とは通称ジュネーブサロンと呼ばれてきた高級時計の新作見本市のことで、欧州メーカー以外では唯一GrandSeikoが日本から参加しています。

ホールに入るとまず竹細工で作られたパーテーションや、壁一面に映し出された岩手山の光景が目に入ります。これはW&Wのグランドセイコーのブースを再現しているとのことです。厳かでありながら優しい日本の雰囲気をひしひしと感じられるブースでした。

そんな素晴らしい雰囲気の中で飾られていた時計は今年発表された時計のうちの代表的な以下の3本でした。

  • SBGD213(世界8本限定)
引用:https://www.grand-seiko.com/jp-ja/collections/sbgd213

こちらは過去記事で詳しく解説しています(3000万越えの腕時計!? 世界8本限定グランドセイコーSBGD213を紹介

  • SBGZ009(世界限定50本)
https://www.grand-seiko.com/jp-ja/collections/sbgz009

こちらも過去の記事で詳しく解説しています(グランドセイコー白樺の最高級モデル!?限定モデルSBGZ009とは

  • SLGC001
https://www.grand-seiko.com/jp-ja/collections/slgc001

どれも大人気のモデルであり、特に生産本数が限定の2本に関しては私も実物は初めて見ました。特に、SBGZ213は3000万円以上するのですが、写真で見るとそれほど魅力を感じませんでした。しかし実物を見ると宝石をふんだんに使っているだけではなく、いろいろな部分の仕上げや、色の配置なども見事で、印象が全く変わったのに驚きました。やはり時計は実物をみないといけないなと強く感じました。

アートと腕時計の融合「Feel the GrandSeiko」

こちらのブースでは会員専用サイトで毎月紹介されている、「Art of GS」を実際に見ることが出来ました。Art of GSとは、毎月その月の花や草木などを使いテーマに沿ってそれぞれのモデルをアーティスティックに撮影するプロジェクトのことです。

2023年7月の写真。緑のGMTモデルと笹の組み合わせとなっています。

実際にフラワーアーティストの手によって作られたブースで、草木と腕時計の美しいコラボレーションを見ることができるエリアでした。

2023年7月のArt of GSが実際に表現されている

てんぷ組込み体験「Assembly Experience」

機械式時計の心臓部である、てんぷを実際の時計に組み込む体験ができるゾーンもありました。予約先着順であったため、体験することが出来ませんでした。

実際に組立師の方がマンツーマンでやり方を教えてくれていたり、時計についての話をしていたりしてとても楽しそうな雰囲気でした。次の機会に行かれる方は、ぜひ早めに行くことをお勧めします。

組み立て実演「Caliber 9RA2 Assembly Demonstration」

ここでは実際に組み立て実演が行われており、組み立てているところを拡大した画像が大きな画面に映されていました。組立師は現代の名工にも選ばれている小松郁清さんであり、精緻な匠の技を近くで見ることが出来ます。

また、その隣ではセイコーの持つハイレベルなカラクリ機構について模型を使って説明してくれていました。一つ紹介しようと思います。

マジックレバーと呼ばれるセイコーが発明した巻き上げ機構について説明をしてもらいました。自動巻き時計は腕時計についている回転錘(ローター)がどちらに回ってもゼンマイの巻き上げができるという機構です。詳しくは下の公式サイトのGIFアニメーションを見るのがわかりやすいですが、回転錘がどちらに回っても伝え車は反時計回りに回り続けているのがわかるかと思います。

引用:https://museum.seiko.co.jp/knowledge/trivia04/

サイトで文字だけ見るとなかなか理解しづらい現象や機構も、プロの説明員の方に丁寧に説明してもらえることで非常に理解が深まりました。

マジックレバーの説明用模型。実際に手で回して動きを見ることが出来ます。

外装リペアポリッシュ説明「After-Sale Service」

グランドセイコーはアフターサービスも充実しており、その中でも外装リペアポリッシュについての説明があるブースでした。

一般的なメンテナンスでは、表面の細かい傷を取るために表面を研磨して美しい鏡面仕上げをします。しかし、表面のみを削っても消えないような深い傷はそのやり方では無くすことが出来ないという問題点がありました。対して、外装リペアポリッシュは実際にケースと同じ素材でその傷を埋めてから表面を研磨することで、深い傷もなくすことができるという画期的な手法です。

ただし外装リペアポリッシュは高い技術を要するため、実際のメンテナンス料金にプラス3万程度お金がかかるとの事です。10年や20年に一度は外装リペアポリッシュをしてみるのもいいかもしれませんね。

お土産やコーヒーサービス

最後のブースが終わるとロビーに帰ってきますが、ロビーの出口ではグランドセイコーのトートバッグと立派なグランドセイコーのカタログをもらえました。

また、ホールを出たロビーには無料のドリンクサービスが用意されており、アイスティーやオレンジジュースなどを飲むことが出来ました。

中でも「グランドセイコーラテ」というものがあったのが特徴的で、それを頼んでみました。ラテアートのようなもので「GS9 Club」と書いてあり、非常に可愛らしいコーヒーでした。一緒についてきたお茶菓子のマカロンにもGS9 Clubのロゴが入っていたのには驚きました。

まとめ

非常に楽しいイベントでした。わいわいと賑やかなイベントで、気軽にいろいろなことを聞くことができたため、リラックスして楽しめました。

また今後も開催されていくと思われるので、ぜひグランドセイコーオーナーの方は行ってみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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