はじめに
腕時計を選ぶ際に初心者が気にしなければならないことの一つに,ベルトの種類が挙げられます.
ベルトは腕時計の雰囲気を大きく左右させるパーツです.
また,腕時計の用途によって何を選ぶのが良いか大きく変わってきます.
そのため,この記事では腕時計ベルトの種類の紹介や初心者へのおすすめのベルトや選び方を紹介します.
代表的な腕時計ベルトの種類
金属ベルト

一般的に時計と言ったらこちらの金属ベルトが思い浮かぶと思います.
腕時計のケースと同じ材質のものが多いため,時計として非常に統一感が出るのが良いポイントです.
気になる点としてはやはり金属なので他の素材のベルトに比べ重くなってしまうことが挙げられます.
また,冬などにつけると非常に冷たさを感じますので,それが気になる方は冬に使うのはお勧めできません.
革ベルト

非常にフォーマルな印象を与えることができるベルトです.
高級感や清潔感のある見た目から,スーツやジャケットなどの服装に非常に合います.
しかし,革素材のため汗や水分に弱く,劣化してしまうスピードが他のベルトに比べ早いです.
夏につけると汗ですぐにダメになってしまうため,夏以外の季節に使うことをお勧めします.
NATOベルト

その名の通り,NATO軍の時計に使われていたストラップの形です.
こちらの素材は非常に軽いのが特徴です.
また装着が非常に楽であり,他の時計と違ってベルト交換に専用の器具が必要ないものがほとんどです.
下の写真のように,裏蓋を隠すような形でストラップを通すことで簡単に装着ができます.

ラバーベルト

その名の通りラバー(ゴム素材)でできたベルトです.
他のベルトに比べて防水性に優れており,ダイバーズウォッチなどに非常によく似合います.
また,非常に頑丈であり傷もつきにくいという利点があります.
反面,当然フォーマルなスーツやジャケットには合わないですし,冬につけていても服装によっては違和感を感じてしまう時があります.
夏本番では非常に輝きますが,強いていうならば夏以外の季節では使いにくいことがあるのがデメリットだと思います.
初心者へのおすすめベルトパターン
金属ベルトのみ
1つだけしか持てない場合は,金属ベルトがお勧めです.
金属ベルトはフォーマルからカジュアルまで幅広いシーンをカバーできるため非常に万能なベルトだと思います.
強いて悪い点をいうのであれば,金属ベルトの特徴でもある重さと冷たさが気になるかもしれません.
しかし,私は冬でも金属ベルトを使いますし,重さもつけていて疲れるほどの重さではありませんのでそれほど気にする必要はないかと思います.
革ベルト+NATO/ラバーベルト
個人的にはこちらが最強の組み合わせではないかと思います.
フォーマルな場である結婚式やパーティの際は高級感あふれる革ベルトを装着し,アウトドアやカジュアルな服装,または汗をかく夏などはNATOベルトまたはラバーベルトを装着する使い方です.
非常にバランスが取れており,全てのシーンや季節をカバーできる組み合わせだと思います.
デメリットとしては,ベルトの本数が増えるのでお金がかかることと,付け替えが手間であることです.
しかし,シーンごとに時計を何本も持つよりは圧倒的に安く済むと思えば,コスパは非常にいいと思います.
付け替えに関しては次の章でお話をしたいと思います.
おすすめのベルト付け替え方法
初心者へのおすすめは時計修理屋さんや店舗で交換してもらうことです.
価格は店舗や時計の種類にもよりますが,大体1000~5000円程度です.
自分で交換することも可能ですが,初心者の場合は傷をつけてしまうリスクの方が大きいと思います.
そのため,少しお金を払ってでもプロに依頼するのが良いと思います.
しかし,どうしても自分で交換したい方は以下の動画のやり方がわかりやすいと思いますので参考にしてみてください.
Youtubeリンク-バネ棒外し(Youtubeへのリンクのため音量など注意です)
また,ベルトを外すために必要なバネ棒は以下のものを私は使っています.こちらのキットは金属ベルトのサイズ調節ができる器具もセットになって千円以下なので非常にお得です.
正直高いやつを買っても違いがわからないので安いやつで十分だと思います.
まとめ
いかがでしたでしょうか.
腕時計を何個も買うことは難しいですが,ベルトの種類を変えて楽しむというのは我々のようなサラリーマンでもできるイメチェンだと思います.
どんなベルトが自分の時計に合うのかを選んでいる時間も楽しいと思います.
是非色々なベルトを自分の愛機に試してみてください.
コメント